Oculus Quest 2が急に暗い画面のまま起動しなくなりました。
厳密には、再起動はかかるけども、すぐスリープになってしまう症状です。前日まで動いていましたが、当日使う時にバッテリーが切れておりOS更新のタイミングでバッテリーが切れたのかな?とかを考え、危うく初期化するところでした。
原因がわかったためメモを残します。
Oculus Quest 2が暗くなったまま起動しない
付けていたガジェット
原因を先に書くと、私の使用条件が特殊だったことが原因でした。
Oculus Quest 2に色々ガジェットを取り付けており、その条件を満たすと起動しなくなります。
付けていたガジェットはこちら。
- Oculus Quest 2 フィットパックの「W」(ワイルド)を利用
- ゴーグルのシリコンカバーを利用
原因がピンポイント過ぎて、Amazonのレビューや他の情報から不具合情報が見つからないはずだ・・
この条件を満たさない場合、もしかしたらあまり参考にならないかもしれません。
スリープモードになり続ける理由
まず、不具合の原因をさぐるため、Oculus Quest 2の再起動を何度もかけましたが、起動はしてロゴマークも出るものの、しばらくするとスリープモードに入ってしまいます。画面も真っ暗なまま。
そして、その理由は上記のOculus Quest 2 フィットパックを付けていた事と、最近買ったシリコンカバーを付けたことでした。
このフィットパックで、OculusQuestゴーグルを「W」にしていたため、買ったシリコンカバーのサイズが若干ですが合わなかったようです。その合わなかったせいで、Oculus Questのヘッドセットを被ったかどうかを判断するセンサー部分にちょうど干渉し、おそらくゴーグルをかけていても「外した状態」として認識されて常にスリープモードが起動していたのだと思われます。
もし、この記事を見ている方で、なにかゴーグルに付けている場合は一度外して見るのも良いかもしれません。
シリコンカバーが原因
シリコンカバーを付けた理由
最近、運動がてらOculus Questを遊ぶため、ビートセイバー等で汗だくになるまで遊ぶことが多かったんです。
このシリコンカバーを使うと、汗がヘッドセットのゴーグルに吸収されなくなるため、汗を拭くのが楽になるのかと思い購入してみました。フィット感は凄く良く見えました。
ただ、あまりにフィットしているように見えたため、コレが原因だと気が付きませんでした。
シリコンカバーの緩みが原因
ためしにOculus Questに付随しているゴーグルでは、シリコンカバーを付けても問題なく起動しました。(スリープモードになりませんでした)
どうやら、フィットパックを付けていたため、シリコンカバーとのサイズが若干合わず、内側のセンサーに被ってし待ったことが原因だと思われます。

赤丸の緩みがセンサーに干渉
フィットパックを付けていない場合はこちらです。シリコンカバーはフィットパックを付けていない状態のOculus Questゴーグルに合わせてあるので、ゆるみがありません。

サイズぴったりなのでゆるみがない
Oculus Quest 2の内側をよく見ると、IPD調整のできるところの下に、センサーっぽいのがあります。そして、そのセンサーに丁度被る形でシリコンカバーのゆるみが来ています。
色々と試した結果、このゆるみが原因なのは間違いなさそうなので、シリコンカバー側に工夫をすることにしました。
シリコンカバーを工夫してつかう
Oculus Quest 2のフィットパックって、結構良い値段するんですよね。それと、僕はメガネをかけていて、普通についてくるゴーグルだと若干干渉してこめかみあたりが痛くなります。フィットパックの「W」を付けるとメガネを付けていてもマシになるため、これは使い続けたい。
かといって、折角かったシリコンカバーも使いたいという事で、仕方無しにシリコンカバーに切れ込みを入れてゆるみを無くすようにしました。

ハサミで切れ込みを入れています
こうする事でゆるみが緩和され、センサーに干渉しなくなるようになります。
これでフィットパックの「W」を使いつつ、シリコンカバーを付けても、勝手にスリープモードになり続ける事がなくなりました。
Oculus Questが暗くなったままスリープモードを行ったり来たりする場合、もしかしたら内部のセンサーが干渉している等の原因があるかもしれません。
Oculus Questの不具合がまさかシリコンカバーにあるとは思いませんでした。